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子どものために実践できるコロナ対策
新型コロナウイルス感染症が広がり、いまや社会現象になっています。 従来のデルタ株よりも毒性は弱いとされているオミクロン株ですが、それでも感染は怖いですよね。
感染予防のために密室を避けたり、換気をこまめにしたりなどさまざまな方法が推奨されています。
今回は、親が子どものために実践できるコロナ対策をピックアップしました。
マスクを不織布に変える
マスクは感染予防のために使用することが推奨されていますが、布マスクやウレタンマスクよりも不織布マスクの方が効果が高いことが示されています。
マスクは、すき間のでないようにして着けて使用することで更に効果が高まります。
コロナウイルス対策が長期化する中で、マスクもデザイン性の高いマスクが増えてきましたが、効果があるものは不織布マスクと言われています。
デザインの良いものを着けたくなる気持ちもわかりますが、子どもの感染を予防することを第一に考えるのであれば不織布マスクの使用がよいでしょう。
こちらの記事では、不織布マスクの効果について詳細が載っています。
内閣官房 感染拡大防止に向けた取組 (https://corona.go.jp/proposal/#mask)
手指を衛生に保つ
感染予防の2つめは、手指衛生をしっかりとすることです。
保育所における感染症対策ガイドラインには、
【手指衛生には、流水と石鹸による 30 秒以上の手洗い、もしくは 15 秒以上の 70%以上 アルコール消毒液を用いた消毒を行います。】
※保育所における感染症対策ガイドラインより引用
と掲載されています。
手指に付着したウイルスが、目や口、鼻などの粘膜に触れることで感染を引き起こします。
手指についたウイルスは、こまめな手洗いなどで洗い流すことを心がけてください。
手の乾燥が強く、こまめに洗うことで手荒れがひどくなってしまう場合は、ハンドソープなどの洗浄力が強すぎるものを避けて、人肌の温かさにしたお湯で手を洗うようにしてください。
ハンドソープなどを使用しないで流水のみで手を洗うだけでも一定の効果があると言われています。
手洗いが終わったら清潔なタオルで拭きますが、そのときにゴシゴシと手を拭いてしまうと 乾燥が強まってしまい手荒れが酷くなることがあるため、手を優しく押さえて水分を拭きとります。
また、手を洗ったあとは必ず保湿効果の高いワセリンやシアバターなどの保湿剤をしっかりと塗るようにしてください。
栄養バランスの整った食事で免疫力を高める
もしもウイルスが体内に侵入したとしても、免疫力が高ければ感染する確率が低くなります。
免疫力を高めるには、さまざまな方法が提案されていますが、ここでは食事によって免疫力を高める方法を紹介します。
腸内細菌と免疫には、切っても切れない関係があります。
人の体は60兆個ほどの細胞で構成されていると言いますが、腸内細菌は100兆個以上が人の腸内に棲んでいます。
そのうち善玉菌と呼ばれている腸内細菌には、免疫細胞の働きを高めてくれる効果があり、善玉菌を増やすことで免疫力が高まります。善玉菌が増える食事を摂るようにすることが大切です。
具体的には、善玉菌を多く含むヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品、善玉菌のエサとなる野菜やバナナなどのオリゴ糖や食物繊維を多く含む食材を積極的に食べるようにすると良いとされています。
コロナウイルスは未だに世界中で感染が拡大しており、コロナ禍前の生活には戻ることができません。
現在はコロナウイルスが大きく取り上げられていますが、感染症には他にもインフルエンザやノロウイルスなどもあり、免疫力を高めておくことは悪いことではないと思います。
免疫は日々の食事を見直すだけでも高まるため、子どもの健康のために腸内細菌を育ててくれる食事を意識的に取り入れてもいいかもしれませんね。