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お子様の最適な成長について
子どもが賢くなる習慣
賢い子どもに育つか否かは、遺伝の要素が5割と言われています。
遺伝要素で頭の良さが5割も決まってしまうのか…と複雑な気持ちになってしまった方も少なくないと思いますが、反対に言えば5割が親の関わり方などの環境要因で、子どもが賢くなることができるということです。
今回は、パパママがすぐに実践できる「子どもが賢くなる習慣」をピックアップしてみました。
生活リズムを整える
子どもが賢くなる習慣のひとつ目は、生活リズムを整えることです。
え?こんな簡単なことなの?と拍子抜けしたのではないでしょうか。
頭が良いと聞くと、やはり記憶力をイメージするかと思います。
記憶は脳の海馬と呼ばれる部分の働きが関わりますが、海馬は睡眠中に活性化します。
つまり、十分な睡眠をすることが賢い子に育つ土台となるのです。
質の高い十分な睡眠をとるには、規則正しい生活リズムを整えることが大切になります。
朝早く起きて、日中は運動をして適度な疲労感があると夜には睡眠がとりやすくなります。
子どもの好奇心大切にして、失敗しても良いことを伝える
子どもの好奇心は強く、さまざまなものに関心を示します。
子どもが熱中して取り組むことができるものが見つかったら、飽きるまで遊ばせてあげましょう。
取り組むという経験が、集中してものごとに取り組む力を育みます。
また好奇心を育てるためには、子どもに失敗をしても良いことを伝えてあげてください。
失敗を嫌がってしまうと新しいことに挑戦することが少なくなり、せっかくの経験を積むことができなくなってしまいます。
もし、失敗したとしても子どもが安心できるように、「失敗しても大丈夫。」と接してあげるようにしてください。
ものごとの「答え」をすぐに教えない
アメリカの心理学者であるブルーナーは、子どもの成長には「発見学習」が大切であると言っています。
発見学習とは、子どもが新しく知識や運動スキルを習得する場合、親が手取り足取り教えるよりも、子ども自身が考えて発見させるように促すことです。
例えば、数字を理解させようと親が手取り足取り教えるよりも数字というルールがあることを発見できるように遊びを通して子どもに関わり、子ども自身が数字というルールを理解できるようにしてあげることです。
子どもが答えを求めてきた場合は、子ども自身が答えを考えられるようにヒントを出すように声かけをしてあげましょう。
そうすることで、子ども自身の思考力がどんどん育まれていきます。
子どもを褒める
日本の子育て習慣では考えられないことですが、自分の子どもを褒めることも子どもが賢くなる習慣のひとつになります。